制御盤の設計・製作のポイント

制御盤の設計手順

本技術ハンドブックでは、リピート品(量産)の製作ではなく、基本的に一品物(特注品)の制御盤の設計、製作を前提として、その手順を説明させていただきます。

①お客様との打合せ
お客様から制御盤の見積・設計・製作依頼がありましたら、まず装置や設備に関する打合せをさせていただき、動力負荷の容量や員数、ご希望の制御方式(リレーo rPLC)の確認、大まかな付帯装置(センサーの有無等)の確認、製作に関する仕様等を確認させていただきます。
②動力回路の設計
打合せた内容より、各動力負荷に対する使用部品の選定と主幹ブレーカの選定を行います。
この時点で、動力用機器(電磁開閉器やインバータ等)に付随する機器類の選定も行います。
③制御回路の設計
制御方式より動力用機器の制御回路を検討し、必要な機器(リレー、タイマやPLC型式等)の選定と員数の確認をします。
PLCの入出力回路を検討する際は、将来用入力回路や予備リレー等を考慮した設計をします。
④制御盤の配置・外形寸法の決定
打合せの段階で、設置に関する指示の有無(幅・高さ・奥行)を確認し、その寸法を考慮した制御盤の内部機器配置、扉取付機器の配置を行います。
特に指示の無い場合は、予備スペースを考慮した配置・寸法にて設計します。
打合せの段階で、制御盤への外部配線の引き込み方向が決定している場合は、配線工事も考慮した配置にて設計します。

上記以外では、以前製作した制御盤と同じ制御盤の製作依頼、図面をご支給等の場合もあります。
この場合は一旦図面を検図させていただき、部品が現行品で入手可能かどうか、今現在入手困難な状況の部品ではないか等の確認をします。もし生産終了品(終了予定も含む)であったり入手困難な場合は、お客様と協議の上型式変更する必要があります。
多種多様な制御盤の設計、製作に慣れている会社であれば、型式変更などのケースには外形寸法や配線の相違点を確認し、変更箇所を連絡または変更部分の図面化を実施します。

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