同じ制御盤でも会社によって見積金額が違う理由

制御盤の見積のポイント

まったく同じ内容の制御盤の見積りを依頼したのに、『A社とB社では見積金額が全然違う』ということがありますが、これには下記の様な要因があります。

①部品等購入品単価の違い
電磁開閉器やインバータ、シーケンサなど制御盤を構成する制御機器・部材は自社製作ではなくサプライメーカーによる製品を購入する物ですので、例え同じ会社から仕入れていても、購入数による単価の違いや別途送料がかかるなど、A社とB社では仕入れ金額は変わってきます。
そのため全く同じ制御盤であっても会社により部品代から変わって来てしまいます。より制御盤の価格を安く抑えるためには、メーカー指定をせずに、制御盤設計・製作会社に基本スペックを任せることをご推奨します。
②地域による工賃単価の違い
A社の所在地が都心部で、B社の所在地が地方であった場合は、工賃単価にも差が生じます。
会社所在地による地代・人件費等の経費などが都心部と地方では変わってきますので、その点はお客様による製造工場での立会検査実施等の際の利便性も考慮のうえ、最もコスト的に負荷のない制御盤設計・製作会社に依頼することを御検討ください。

ここまでは、ゼロから設計する場合も回路図面をご支給いただく場合も、同様な理由です。
ゼロから設計をご依頼される場合、制御盤の見積り内容には以下の相違点があります。

③制御盤の回路構成の違い
『ポンプを動かしたい』というご要望に対して、ただ単純に電磁開閉器をON/OFFする回路を検討する見積内容と、その他付帯設備によるインターロックを考慮した見積内容とでは、部品点数も工数も違いますので、合計の見積金額は変わってきます。(インターロック内容、有無は要確認とします)
お客様のニーズを満たした回路を検討の上で見積りを作成することにより、後々の追加費用や納入後の改造等が発生しないような設計が出来る制御盤設計・製作会社にご依頼されることで、トータルコストが膨らんでしまうことを抑えられます。

大きく分けて上記3点が、制御盤設計・製作会社によって見積金額が違う要因となります。

一般的に制御盤の見積は、筐体・制御機器や電線など部品の購入代金と制御盤の設計・製作を行う技術者の工賃により、主たる価格を決定いたします。制御盤のコストダウンを実現しようとすれば、設計段階より装置・設備の性質、製作工程などを考慮した『必要な部品』および『必要な工賃』を含み、『必要な制御』を『適正な回路』で設計した『適正な価格』の制御盤をご検討されることで、トータルのコストが最も低く抑えられると言うことが出来ます。

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